World of TanksはTPSに分類されていますので、FPSとは感覚が違うと思いますが、FPSでのスナイパーに近い存在なのが駆逐戦車です。
遠くから隠れて撃つのが好きな人には向いてますし、あまり激しいアクションが苦手な人でも使いやすくなってます。
■装甲と砲塔
WoTの駆逐戦車を分類すると、大別して4種類分けられます。
装甲の厚いやつと薄いやつ、砲塔が回るやつと回らないやつの組み合わせで、4種類です。
昔は装甲の薄い、砲塔が回るタイプが最強だったのですが、最近は様々な環境やゲームシステムの変化のため、そうとも言えなくなっています。
初心者が使うなら、装甲が堅い方が使いやすい時代かもしれません。
砲塔は、回るに越したことはありませんが、車体の旋回が速ければ回らなくても大丈夫でしょう。
■待ち伏せの難しさ
WoTで駆逐戦車を使うなら、まずは待ち伏せを覚えることになります。
茂みや起伏、障害物を使って敵が出てくるのを待ち構えておくわけです。
しかし問題は、どこで待ち伏せればいいのか、です。
自分の安全性に気を遣いすぎると、なかなか敵をうてない後ろの方に引きこもってしまうことになりますし、大胆に前に出すぎると、いつの間にか自分が最前線にたってたりもします。
後ろ過ぎず前過ぎない、微妙な位置で待ち構えるには、マップを覚えることと、たくさんの経験を積むことが必要です。
■迎撃班の重要性
最前線の重戦車の背中が見える位置取りは簡単にできると思います。それでいて、そんなに悪くありません。
WoTの重戦車はたぶん障害物の後ろに陣取っているわけですが、ここから前に出て敵を撃とうとした場合、同じ敵を撃つことはできません。
敵も障害物の向こう側にいますので。
しかし、撃って下がった味方の戦車を攻撃しようとして前に出てきた敵を撃つことはできます。
この位置取りを消極的と見るか、心強いと見るかはどうやら人によるようです。
一緒に前に出て戦ってくれない駆逐戦車を嫌う人もいますし、私のように、出てきた相手をただでは帰さないようにしてくれる駆逐戦車をありがたいと感じる人もいます。
■死に覚えよう
駆逐戦車というのは、自走砲に次いで孤立するとどうしていいか分からない車種です。
軽戦車のように逃げることもできず、重戦車のように振り向くこともできず、中戦車のように小回りもききません。
装甲が薄くてすぐやられてしまうか、履帯を壊されて動けなくなったところをいたぶられるのが運命です。
なすすべなくやられてしまうことも多いですが、そういう経験を積み上げて、どうするべきか対策を練っていきましょう。